私は、ガンプラを飾るときに手作りの台座に惹かれます。
ネットで見る凄い完成品と言うのは、なんというか魅せ方が凄く上手!
ガンプラ本体だけでなく、それを飾っている台座もすばらしい完成度を誇っているものも少なくありません。
凝ったものを作るにはいろんな道具や技術が必要ですが、今回はめちゃくちゃ簡単な『砂漠の大地』を作って、ガンプラを飾ってみようと思います。
模型を風景の一部として作ったものをジオラマといいますが、これはもっと小さなスペースで作られるヴィネットと呼ばれるものをイメージしたものです。
簡単、砂漠の大地を作るのに使った物
砂漠っぽい大地を作るために用意したものはこちらです。
・紙粘土(100円ショップの物で、重くないもの)
・モデリングペースト
・タミヤカラー バフ
・ウェザリングカラー マッドイエロー
・大き目の平筆
では、さっそく作っていきましょう。
紙粘土で大まかな地面を作る
まずは紙粘土で土台を作ります。写真では白い粘土でしたが、使ったのは黒いものです。これも100円ショップで買った物です。
今回つくりたいのは、砂漠っぽい乾いた大地というか、そんなイメージです。
HGのガンプラを立たせておくだけなので、それほど大きくなくてもいいですね。
モデリングペーストを塗る!
で、紙粘土のままだとさすがに見栄えが良くないので、これを使います。『モデリングペースト』です。
簡単に言いますと、これはペースト状になった石膏です。
画材道具なので画材屋さんで売っていますが、ふつうにネットでも買えます。
で、それを筆で塗りつけていきます。派手に筆目が出ますが、気にせずに塗っていきましょう。
ちなみにこれは水性なので水で洗うことが出来ますが、筆がけっこう荒れるので、100ショップの安い筆でやるのがおすすめです。
全体に塗って、だいたい一日置けばカチカチになります。
ヤスリで削ることもできるので、ちょっと気になる所があれば修正してもいいでしょう。
色を塗って、ウェザリングペーストで仕上げる!
完全に乾きましたら、アクリルカラーのバフで筆塗り。
なんとなく、雰囲気が出て来てませんか?
そして最後は、ウェザリングペーストのマッドイエローを筆塗りして完成!
筆を垂直に立たせて、ぽんぽんと叩くように塗っていくと筆目も着きません。
ウェザリングペーストは塗り始めがぬらっと濡れた質感なんですが、乾けば本物の土のようになります。すごい!
所々にバフの下地を出して変化を見せたかったんですが、最初っからウェザリングペーストのマッドイエローを使っても良かったと思う質感・・・。これは正直、失敗でした。
何はともあれ完成!
まあ、なにはともあれ、この台座にガンプラを乗せて完成!
俯瞰で写真を撮るといい感じですね。すごく簡単に作れますが、なかなか雰囲気が出ているのではないでしょうか。
ウェザリングペーストにはたくさんの色もありますし、タミヤから情景テクスチャーペイントというジオラマ専用の商品も出ています。
簡易なものならそれほど手間を掛けずに作れると思うので、もしよかったらお試しください。完成品が少し盛り上がりますよ!