ウォーグレイモンの工作、後ハメ箇所のまとめになります。
ただ、ウォーグレイモンの後ハメ工作は、かなり難しい部類に入ります。
後ハメ工作は、パーツを切ったり削ったりするのですが、ひとつ間違うと修復が効かず、取り返しのつかないことになります。
ですので、ウォーグレイモンは無理な後ハメを一部のパーツの身に留めています。
多少面倒でも、合わせ目消し⇒マスキング⇒塗装、という手順の方が確実ですね。
頭部の塗装
頭部はまず、
①髪とマスク、目の塗装をする
②頭部のパーツをはめ、合わせ目を消す。
③髪とマスク、目をマスキングして、頭部のシルバーを塗装。
という順番で作業しています。・・・正直、かなりめんどいです。
ただ、手間が増えるだけで確実性はあるので、絶対にここの合わせ目を消したい! っていう方にはお勧めです。(写真はすでに塗装済み)
ただ、ここの合わせ目はそんなに目立たないので、無理に消す必要はないかもしれません。
腕部の塗装
しかし、腕のパーツはそうもいきません。
ここは生体的な部分なので、合わせ目はないほうがいいと思います。
ですが、ここの後ハメは危険極まりないので、頭部と同様、何段階か手順を踏んで合わせ目を消すことにしました。
まず、
①矢印の肘パーツの合わせ目を消し、塗装する。
②その後、上腕などのパーツをはめ、合わせ目を消し、塗装をする。
という順番でやっています。
なんで塗装まで済ませたかというと、無塗装のままパーツをはめ込んで塗装をすると、肘パーツに色が乗らない部分が出てしまうからです。
けっこう神経質ですよね。はい、自覚はあります。
肩アーマーの後ハメ
次は肩アーマーです。
赤いマジックで印をつけた部分を切り取り、後ハメを行います。左側の方が作業後、です。黒いパーツの方は見づらいですね、すいません・・・。
かなり削るのでけっこうリスキーですが、腕と肩アーマーの合わせ目は目立ちますので、頑張って消しました。
こんな風に下から入れれば、なんとか後ハメが出来ます。上手く入るまで何度も微調整しながらパーツを削りました。
ちなみに白い丸い部分のパーツは、肩のパーツが外れないようにする役割があるので、綺麗に切り取って、塗装後に 接着しようと考えています。
小さい所を切り欠くのに、私はエッチングソーを使っています。
唯一簡単だったのは、脚の爪です。三分割し、干渉している部分を削るだけ。塗装後に差し込んで接着するだけです。
後ハメは以上ですね。
ディティールアップなどの工作箇所
次はウォーグレイモンの工作箇所です。
ウォーグレイモンはそのままでもめちゃくちゃかっこいいので、スタイルの改修は必要ありませんでした。
ただ、ドラモンクローや足の爪の裏に隠しきれない空洞があるので、そこは埋めて見栄えを良くしたい。
ドラモンクローはそのままの状態だと整形が難しいので、まずは爪を三分割します。
その後、プラ板とパテで形を整えます。
爪の裏などは穴が大きいので、先にプラ板である程度埋めてしまうとパテの節約になります。
足の爪も写真はないですが、同じようにパテで埋めて整形しています。
サイドアーマーの裏も同様に。
整形するとこんな感じ。
あと、写真は無いんですが、『髪の裏』も空洞がひどかったので、エポパテで埋めて整形しました。
合わせ目を消すのが難しい場所は段落ちモールドにした部分もあります。
段落ちモールドの作り方が今度記事にしたい。めっちゃ簡単で、すごく使えるテクニックだと思いますので。
ウォーグレイモンに行った工作は以上になります。
キットはめちゃカッコいいのですが、後ハメや合わせ目消しはかなり大変です。
面倒ですが、無理な後ハメや工作をするより、手順を踏んだ方が綺麗でかっこよく仕上がると思います。