塗料・工具

ガンプラ・プラモデルに使うラッカー系塗料の種類とは? メーカー別に特徴を紹介!

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長年モデラーに愛用されている「ラッカー系塗料」。

ラッカー系塗料は、発色も良く、乾燥も早い、塗膜も強いという、塗料自体の性能が高めとの塗料です。

ですが、臭いがキツく、塗料を薄めたり筆を洗ったりするのには専用の溶剤が必要といったデメリットも存在します。

 

また、ほとんど方がエアブラシで塗装をするため、性能を十分引き出すにはある程度、機材や準備が必要になるという問題もありますね。

敷居が高い・・・! と思うかもしれませんが、 長く模型を作られている方は、ラッカー系塗料を使われている方が多いです。

やはり、それくらいの実績と信用があります。

 

もし、今はラッカー系塗料を使わなくても、模型に使われるものにはどんな種類があるのか知っておいてもいいのではないでしょうか?

今回は、ガンプラやプラモデルでよく使われるラッカー系塗料のメーカーを三つ紹介しようと思います。

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クレオス Mrカラー

まずはクレオスから発売されているラッカー系塗料、Mrカラーです。

長年モデラーを支えてきた、まさに王道のラッカー系塗料になります。

メインの塗料は10mlで展開され、手に入りやすく、安価というのが特徴です。

使い勝手も非常に良く、キャラクターモデルからスケールモデルまで、汎用性の高いカラーを取り揃えています。

 

クレオスの塗料は多くの種類があるのですが、そのなかでもおススメなのは「GX」というシリーズです。

18mlと容量が多くなり、隠ぺい力などの性能が底上げされていて、初心者にも使いやすい塗料になっています。

特にこのシリーズの白は、200円(税抜き)という定価ながら、素晴らしい隠ぺい力を誇ります。

ガンプラを作る方なら「白」は悩む色なので、一度使ってみて欲しいですね。

ガイアノーツ ガイアカラー

次はガイアノーツさんから発売されている、ガイアカラーシリーズです。

ビンは小さく見えますが、内容量は15mlと、実はクレオスより多かったりします。

優れた発色、高い隠ぺい力が特徴です。

ガイアカラーの特徴は、キャラクターモデルに向いた塗料が多くラインナップされているというところですね。

写真の「初音ミクカラー」のように、キャラクター専用の塗料も多く発売されています。

値段はクレオスさんの物と比べてすこし高いですが(基本色は220円から~)隠ぺい力、発色ともに申し分ありません!

ガンプラモデラーは、ガイアカラーを愛用している方も多いですね。

 

残念な点としては、ちょっと手に入りずらいところ・・・!

クレオスと比べて扱っている場所も少なく、人気のカラーは長期的に欠品することも・・・。

お気に入りの色は何本かストックしておくといいかもしれません。

私は「スターブライトゴールド」や「コバルトブルー」は常に一本のストックを持ってます。

また、ガイアカラーには「EXシリーズ」という50ml大容量のタイプも発売されています。

「黒」「白」「サーフェーサー」など基本的な色のラインナップとなっていますが、良く使う色ばかりなので、とても使いやすいですね。

タミヤ ラッカー塗料

水性アクリル塗料が有名なタミヤですが、ラッカー系塗料も展開しています。

 

タミヤといえば車や戦車などのスケールモデルですが、さすがにそのあたりに使える塗料をばっちり抑えています。

最初からツヤの加減も整えてあるので、スケールモデルにはひじょうに使いやすい塗料ですね。

 

この塗料をそのまま使って、リアルミリタリーカラーのガンプラも面白そうとか思ったり。

陸上自衛隊カラーのガンダム、というのをいつか作ってみたいですね。

 

他に個人的な感想を述べますと、めっちゃシルバー系の色があります。

こんな多種多様なシルバーを使って、金属の塊であるエンジンを塗り分けていく、というのは楽しそうじゃないですか?

金属色の塗り分けはガンプラでも面白そうなことができそうだな、とか思ったりしてます。

フィニッシャーズ フィニッシャーズカラー

最後は、フィニッシャーズから発売されているフィニッシャーズカラーです。

主に、カーモデルに使われることが多い塗料です。

そのため、容量は多めで、値段もちょっと高めに設定されています。

こちらも少し手に入りずらい塗料ですね。

ファンデーション○○、と最初に「ファンデーション」と名前の付く塗料は、隠ぺい力が強いので、下地として最適です。

キャラクターモデルを中心に作るモデラーでも違和感なく使えます。

カーモデルは「研ぎ出し」という作業をしてツヤを出したりするんですが、そのために塗布する必要のあるクリアー系の塗料はかなり強いです。

一瓶1000円以上するものもあり、初心者にはちょっと使いづらいかもしれませんが、慣れてきたらフィニッシャーズの中からお気に入りの塗料を探すのもいいと思います。

 

ただ、これだけはちょっと注意です。

フィニッシャーズはクリアー系の塗料がとても高い性能をもっている、と書きましたが、その中で「ウレタンクリアー」というものは注意が必要です。

これは普通の塗料と特性が違い、毒性もかなり強い塗料です。

防毒マスクなど、きちんと対策を取って使用しないと健康を害するおそれがあるので、もし使用してみたいと思った方は、きちんと下調べと準備をしてから使うようにしてください。

私は、特別な理由がない限り「ウレタンクリアー」の使用だけはおススメはしません。

ラッカー系溶剤の互換性の話

最後に、ラッカー系の溶剤について説明しておきます。

塗料を薄めたり、筆を洗ったりするときに必要なラッカー系塗料の溶剤は、各メーカーから専用のものが発売されています。

クレオスは写真に映っている薄め液。ガイアノーツはガイアカラー薄め液。フェニッシャーズはピュアシンナーというようにですね。

 

こちらは、基本的には互換性があります。

 

私は、薄めるのも、洗うのも基本的にはクレオスの商品を使っています(洗浄には普通の溶剤。塗装にはレベリング薄め液と分けてはいますが)

本当であれば、各メーカーや塗料や特徴によって使い分けた方がいいんですが、やはりクレオスの溶剤は、値段が安く、手に入りやすいのが強いですね。

ですが、やはり各メーカーの物を使った方が塗料の性能を引き出すことが出来るので、こだわりたい方は使い分けてもいいかと思います。

そういった点も、使い慣れてきたら試してみれば楽しいかと思いますね。

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