以前、チョイプラというカテゴリのキットで「陸上自衛隊07式なっちん」というプラモデルを作ったのですが、このなっちん、コトブキヤさんから1/35スケールで販売されました。
かわいらしくもかっこいい、とても魅力的なデザインのプラモデルです。
今回はこのキットを筆塗りで作ってみようと思うのですが、まずはどんなキットなのか簡単にレビューしてみようと思います。
コトブキヤのなっちんは作りやすい?
1/35スケールなっちんのランナー数はこんな感じです。
一般的なHGのガンプラよりちょっと多いかな? くらい。
なっちんには水転写のデカールが付属します。眼の部分になるアイマークがすごくかわいい。
ラインデカールや数字のデカールは、なっちんに使わなくても持っておけば重宝するかも。
組み立て完了でこんな感じ。
大きさはタミヤセメントよりすこし大きいくらいです。
じゃっかん組み立てにコツがいる場所もありますが、それほど難しくはありませんでした。
チョイプラと比べてディティールも細かくなり、かっこよさにもかわいさにも拍車がかかっています。
チョイプラのなっちんは可動がほとんどありませんでしたが、コトブキヤのなっちんは全身に可動があります。
思っている以上に動くので、こんなふうにちょこーんと座るのことも可能です。
ただ、足が小さいので自立は難しい。チョイプラのように尻尾を支えにするか・・・。
スタンドが付属するのでそちらを使いましょう。
作りやすく、かわいい&カッコいいので、キットとしてはかなりの良キットです!
なつき、というキャラクターが搭乗する機体とはなっていますが、いろいろな妄想を反映できる自由度の高いキットと言えます。
コトブキヤのなっちんをどう作る?
最初に書いた通り、このキットは水性カラーの筆塗りで作ろうと思っています。
なんか、なっちんって筆塗りが似合いそうな気がするんですよね。(あとウェザリングも)
そのため、まずは下準備として、エアブラシで全体を黒サフで塗装しました。
エアブラシを持ってない方でも、同じ塗料が缶スプレーで販売しています。
さて塗るぞ、と思っていましたが、ここで失敗してしまいました・・・。
色を塗ろうと股関節を外そうとしたら軸をバキっと折ってしまうという・・・。
いやはや、やってしまった・・・。この折った瞬間の絶望感と言ったら・・・。
この股関節の軸、差し込む方向が決まっているのですが、微妙にわかりずらいので注意が必要です。
ですがこんなこと、プラモを作っていれば稀にあること。こんなことでめげていられません。
対処法としては、真鍮線を打ち込んでがっちりと接着しました。
下半身は固定となってしまいますが、仕方ありません。壊してしまっときは開き直って作業する、というのが一番です。
さて、いちおう筆塗りの下準備はこんなところです。
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