塗装をするとき、必ずと言っていいほど必要になるものがマスキングをするアイテムです。
リスクと面倒な作業を併せ持つマスキング、好きな方はいませんよね・・・。
ですが、適材適所に使用すれば、マスキングもある程度は楽にすることができます。
今回は、マスキングをするときにおススメなものや、ちょっと気になっているアイテムを紹介しようと思います。
タミヤ マスキングテープ
まずはいっちばんオーソドックスなタミヤのマスキングテープです。
各種サイズも取り揃えてあり、安価であることが特徴です。ほとんどの方が使ったことがあるのではないでしょうか?
注意点としてはマスキングに使用する場合はケース入りのものや、ホコリが付かないように補強が入ったものを選んだ方がいい、ということですね。
マスキングテープはタミヤだけではなくいろんなメーカーから販売されていて、裸のまま売っていることも多いです。
それに倣って詰め替え用を買って使うと、だんだんフチの部分の粘着にホコリが付着していきます。
これをそのまま貼ってしまうと、端が浮いてしまったりして、塗装漏れが起きてしまう場合があります。
ガンプラなんかはきちっと塗り分けた繊細な塗装を必要とするので、細かい点ですが注意した方がいいかと。
タミヤ 曲線マスキングテープ
次はタミヤの曲線マスキングテープです。
ビニール製となっており、柔軟性のあるマスキングテープです。
柔軟性があるため、ぐいっとまげて使用することができます。
主な使用箇所は曲面などをマスキングするときですね。
普通のマスキングテープでは貼りづらい場所に使えるので、併用するとかなり便利。
ちょっと大きく、専用のケースがないので、買ったときに入っている袋に入れて保管するのがいいかも。
クレオス マスキング粘土
隠したい部分を覆って保護する、マスキング粘土。
ごめんなさい、これはまだ未使用なので感想はかけないんですが・・・。
迷彩塗装を使用するとき便利そうだな、と思って購入していたので一応紹介。
粘土で覆うだけなので、場所によってはテープよりも簡単にマスキングができそうです。
200円と安価ではありますが、基本的には使い捨てとなっています。
清潔感のあるピシッとした線は出せそうにありませんが、逆にフチの部分をぼかして塗りたい、というときは活躍するはず。
クレオス Mr.マスキングゾルNEO
液体タイプのマスキング剤。
蓋にハケが付いているので、そのまま塗りつけてマスキングをします。
塗った後には30~60分ほどで固まってマスキング個所を覆います。
テープだとマスキングをしづらい場所に役立ちます。
また、マスキングテープの隙間を埋める、という使い方もありますね。
粘度は高くないので筆の塗り目がでていますが、意外としっかりマスキング出来ています。
マスキングゾルはテープでは隠しづらい、小さい箇所や凹凸部分に使うことが多いです。
クレオス Mr.マスキングゾル 改
クレオスから販売されているマスキングゾルには、neoと改があります。
違いを簡単に説明すると、neoはさらさらしていて塗りやすい。
改はドロッとして、乾いた後にカッターで切ることができます。
また、乾く時間にも違いがあり、改の方が20~30分ほどで成膜してくれます。
乾いた後にカッターなどで切ると、テープのようにきちっと塗り分けることも。
マスキングゾルはかなり便利なんですが、乾くまでの時間を考慮しなければいけないのは注意ですね。
ハイキューパーツ 円形マスキングテープ
こちらの記事でも紹介している絶対に役に立つマスキングテープ。
簡単に言うと、円形に切り込みが入っているマスキングテープです。
円形のマスキングって意外と面倒&難しいんですが、これがあれば超簡単にマスキングをすることができるという。
現在ではサイズも豊富。S~4Lまでラインナップされています。
円形箇所にはほぼ対応でき、値段もあまり高くないので、全種類一枚ずつ持っておいても損はしないと言えます。
オマケ 隠すだけじゃないマスキングテープ
最後のちょっとオマケです。
マスキングテープは基本的に塗料がはみ出ないように使うテープです。
ですが、ハイキューパーツからは、塗り分けように様々な模様の入ったマスキングテープが販売されています。
たとえばドット迷彩用マスキングシール。
これを普通のマスキングテープで再現すると、途方もない時間が掛かります。
ですが、シートタイプになっているので、貼るだけで容易にドット迷彩が可能になります。
たとえばスプリンター迷彩用マスキングシール。
広い面を塗り分ける際に活用できます。
たとえばSガンダム(スペリオルガンダム)の肩アーマーなんかが有名です。
桜模様マスキングシールなんてのも面白いですよね。
遊び心としてシールドとか肩アーマーとかにうっすら入れてみても面白いかも。
また、マスキングアイテムは意外なほどたくさんラインナップされているので、ぜひ自分に合ったものを探してみてください。
そうすれば、ずっと塗装が楽になると思います。