MGのエールストライクVer.RMを制作記となります。
発売は2013年。最近のキットかと思っていたんですが、10年近く前のものでした・・・。
しかし、プロポーションやディティールは完成されていて、現在のキットと比べてもそん色ない出来栄えとなっています。
そのため、スタイルの改修は無し。RM独特のディティールを削ったり、埋めたりする作業が中心となっています。
制作のポイントは、従来のストライクのスタイルに寄せる、です。
制作ポイント
最初に書きましたが、今回はRM特有のディティールを削ったり埋めたりしています。
具体的な場所は、まず肩の横。
RMにはバーニアのようなものが追加されているのですが、そこは切り離し、プラバンで形を変えています。
正直、ここのバーニアは好みが分かれそう。
前腕の部分にも蝶(?)のようなディティールがありますが、それも削っています。
あとは、脚部のボルトのようなディティールですね。
どうにも、ここのボルトは好きになれないので埋めて形を整えました。
主な作業はこんな感じで、それほど難しくはありません。
それだけで、全体的に、従来のストライクに近い形状になったかな、と。
比較として。
いちおう、こちらが公式サイトにある素組みのストライクになります。(パチ組み写真をほとんど撮ってなかったので・・・)
カメラアイの制作
カメラアイは、付属のシールに、オーロラフィルムを貼って光の反射率を上げています。
ちょうど「目」の部分だけ切り離して、黒い部分は塗装です。
上手く光を拾うとこんな感じで光ってくれます。
武装の制作
武装は、ほぼキットのままです。
ライフルは多少、筆で塗り分けてデカールで仕上げています。
シールドの裏は、キットのままだと真っ白です。
そのため、裏側は縁のマスキングテープを貼って、グレーで塗り分けています。
MGストライクRMの最大の特徴と言えばバーニアのパーツです。
凄いディティールなんですよね、これがひとつのパーツって本当に驚きますよ。
ガイアノーツの「スターブライトアイアン」で塗ったあと、エナメル塗料のクロームシルバーでスミ入れをしてモールドを強調しています。
メタリックで塗るだけより自己主張してくれるので、やってよかったかも。
塗装・デカール
塗装に使った色はこちら。
基本的には調色せずにそのまま使う派です。ライフルだけは不明ですが・・・。
塗装後に、つや消しクリアーでコートしています。
白=ナスカ・ニュートラルホワイト
青=ガイアノーツ・コバルトブルー
赤=ガイアノーツ・ブライトレッド
黄色=ガイアノーツ・橙光色
黒=ナスカ・フロストマットブラック
関節部分=ナスカ・メカサフヘヴィ
ライフル=家にあった希釈済みの謎グレー
デカールはガンダムデカールの「MGエールストライクVer.RM」用と、付属のインレタシールを使っています。
ガンダムデカールはずっと以前に買って保管していたものです。
再版されていないのですごくプレ値になっているので注意。本来は500円くらいです。
制作のまとめ
10年前とは言え、さすがの良キットで、今作ってもほとんど古さを感じさせません。
ただ、全体にポリキャップが使われていて、それが今にしてはめずらしいかもしれません。
制作コンセプトのRMらしいディティールを削って、従来のストライクに近づけた、というのは成功したと思います。
ただ、もうちょっと丁寧にヤスリ掛けとかができたかな、と思ったので、そこは課題ですねー。
今年は待ちに待った劇場版が公開とあって、SEEDが熱いですよね。
プラモデルの再版も多いですし、たくさん作っていきたいです。