ガンプラのパーツにはたまに「黒」で塗装するパーツがあります。
意外と迷いませんか? 「黒」のパーツを塗装するの。
塗ってみると分かるんですが、純粋な黒というのは、すこし浮いてしまったりするんですよね。
ですので、私はガンプラの黒い部分を塗るとき、ちょっとグレー寄りの黒を塗るようにしています。
そちらの方が「真っ黒」を使うより違和感なくまとまったりするんですよね。
と、いうことで今回は、黒のパーツを塗装するのにおススメの塗料を紹介します。
普通の黒はあまり使われていない
混じり気の無い普通の黒といえば、クレオスの「ウィノーブラック」やガイアノーツの「EXブラック」などがそれにあたります(写真はウィノーブラック)
こういったブラックは、メインに使うというよりは、メタリックやパール塗装などの下地として使われることが多いです。
混じり気の無い黒っていうのは、実はあんまり使われていない色だったりします。
黒いガンダムとして有名なガンダムmarkⅡやバンシィなども、実際は黒ではなく、黒よりの紺色だったりするんですよね。
おススメの黒の塗料を紹介
と、いうことで、実際に使っているおススメの黒系塗料を紹介します。
比較として、左側にウィノーブラックのカラーを置いています。
ガイアノーツ インナーブラック
ますはガイアノーツから「インナーブラック」です。
黒よりもわずかにグレー寄りなのが分かると思います。
このくらいの色味の方がガンプラには意外と馴染んでくれたりします。
インナーブラックなので肌着とか下に着こむ色を想定して作れたんですかね?
NAZCAカラー フロストブラックマット
次はNAZCAカラーのフロストブラックマット。
インナーブラックよりも、ややグレーに近い黒。
キャラクターモデルだとこのあたりが使いやすいので一番使いやすいかなー? と個人的には思っています。迷うならまずはこれかなと。
ただし基本色でつや消しなので、その点は注意です。
ガイアノーツ ニュートラルグレーⅤ
ガイアノーツのニュートラルグレーシリーズのひとつ。
ガイアノーツにはニュートラルグレーがⅠ~Ⅴと五種類あるのですが、Ⅴともなるとほぼ黒に近くなります。
それでも比較すると、若干、グレーに寄っている。
これに限らず、ガイアのニュートラルグレーシリーズはパネルラインの塗り分けが容易になるので、全種類持っていても損はないいい塗料ですね。
フィニッシャーズ ブルーブラック
次はフィニッシャーズからブルーブラック。
かなり黒に近い紺色です。
ほぼ黒に見えますが、若干青みが掛かってます。光を当てると、反射が青っぽく見えたりするんですよね。
もともとはカーモデル用の塗料で、これほどの黒に近い紺色は混色では出せないのでは、と思います。
メインカラーとして一度使ってみたいと思っている塗料です。
クレオス タイヤブラック
次はクレオスから販売されているタイヤブラック。
その名の通り、車のタイヤなどを塗装するときに使う黒です。
ややグレー寄りで、質感が普通の黒と違いますね。
スケールモデルではタイヤの部分を塗装で仕上げることもあるので一本もっていると重宝します。
ガンプラ・キャラクターモデルではほとんど使わないかもしれませんが、タイヤを塗装する時に「これだ!」と迷うことはないのでひとつ持っておくと便利。
ただ、普通に黒として使ってもいいんじゃないかといういい色です。
こちらも基本色でつや消しとなります。
クレオス 黒サフ
おまけとしてクレオスからブラックサーフェイサー1500.
サーフェイサーは基本的に下地を整えるために使いますが、使うたびに、いい黒だなーと感じます。
基本的に半艶のような仕上がりになるため、普通の黒とも質感が違いますしね。
ツヤが違うだけでもかなり印象が変わるのが黒という塗料です。
まとめ
今回はガンプラの「黒」についての話でした。
黒いパーツを塗装する場合、混じり気の無い黒を使うよりも、すこし変化のある黒を使った方がまとまりがでるため、よく使うおススメを紹介しています。
いろいろと紹介しましたがガンプラでは「インナーブラック」「フロストマットブラック」「ニュートラルグレーⅤ」あたりが使いやすいですね。そこから好みで選べばいいと思います。
ただ、意図している場合は、普通の黒を使う場合もアリだと思います。
別に使ってダメ、というわけではないですね。
あまり使われていないというのは確か度と思うんですが、混じり気の無い黒の方が高級感は出ますし、「真っ黒で塗りたいんだ!」って方は、やってみても面白いと思います。
ただ、純粋な黒の塗装は難しい、と言われているので、すこしハードルは上がってしまうかもしれません。
と、言うことでおススメの黒の塗料についてでした。
黒いパーツをを塗装するとき、よろしければお試しください。
普通の黒を使うより、違和感なくまとまってくれると思います。