今回はアルゴファイルさんから販売されている「CSヤスリ」を使ってみましたのでレビューしてみようと思います。
いいヤスリを使えば、ガンプラの製作もはかどりますし、エッジ出しが綺麗に決まれば作品の完成度だって上がります。
つい色々なものを試してみたくなるんですが、このCSヤスリもかなり性能とのことで気になっていたんですよね。
CSヤスリについて
CSヤスリは10枚入り。番手によって値段は微妙に違いますが、400円～500円ほどになっています。
紙やすりみたいに見えますが、裏に粘着面があります。
そのため基本的に「当て木」となるものと組み合わせて使います。
他社の製品なんですが、童心社さんの「凄！紙ヤスリ用 カーボンプレート」を使って試してみました。
すこしCSヤスリの幅が広いのでカットする必要がありますが、粘着シートが付いているので、そのまま問題なく使えます。
CSヤスリは用意されている番手も豊富です。
180・280・400・600・800・1000・1200・1500・2000・2500と、正直やりすぎなくらい。
ガンプラであれは400・600・800番あたりをよく使いますが、形状出しをするなら280番とかあってもよさそうですね。
CSヤスリ専用のホルダーも販売している
CSヤスリには専用の「CSヤスリ専用のホルダー」も販売されています。
お値段は1800円（税抜）。
面が平らな「フラット」
面がへこんでいる「ラウンド」
Vを逆の字にしたような「アンクル」の三種類があります。
正直、フラットさえあれば普通のヤスリ掛けには困らないと思います。
ただちょっと問題もありまして、通常、ガンプラのヤスリ掛けをするときは400番⇒600番⇒800番、と掛けていくことが多いんですよね（このへんはモデラ―にもよりますが）
そうした場合、このホルダーが複数個必要になってしまいます。
ひとつ1800円なので、もっているCSヤスリの分用意すると費用としてはかなり高額になってまうんですよね。
また「CSカーボンプレート」という商品もありますので、当て木としてこちらを購入してもいいと思います。
「凄！紙ヤスリ用 カーボンプレート」と違い、形状にバリエーションがあって、様々な使い方もできますしね。
値段はだいたい1000円ほどです。
ただ、CSヤスリの幅が25㎜なので、それと大きさの合った「CSカーボンプレート」は1枚入りとなっています。
これもまた、使用する番手で使うと複数購入する必要があります。
上の段で紹介していた童心社さんの「凄！紙ヤスリ用 カーボンプレート」は幅が20㎜すこし小さいものの、値段がほぼ同じで2枚入りなので、使ってみたいのであればそちらでもいいかな、と。
「凄！紙ヤスリ用 カーボンプレート」は2枚で1000円以下で買えたりします。
ただ、「CSカーボンプレート」の形の多様さはかなりいいと思います。
カーボンってとにかく硬いので、ほそーいところをヤスるときとか用意しておくと便利かと。
当て木としてこれだけ購入するのもありかもですね。
CSヤスリの使い勝手は？
CSヤスリの使い勝手ですが、まあ、切削性も良く、ヤスリ自体の耐久性も高いです。
しかも、400番であっても強いヤスリ目が残らないんですよね。
つや消し仕上げの場合、このままサフを吹いて塗装に行くこともできそうです。
とくに耐久力はかなりのものです。
こんな状態になってもまだまだ削れます。
しかも、メラミンスポンジでさっと撫でると目詰まりも解消されます。
切削力もかなり回復します。
これで10枚入りなのですからね。かなり長い間使うことができます。
CSヤスリのまとめ
アルゴファイブさんのCSヤスリを使ってみました。
CSヤスリは、粘着テープが付いていて、使用するには基本的には「当て木」が必要です。
専用のホルダーが販売されていますが、すこし値段が高めなので、最初は「CSカーボンプレート」や童心社さんの「カーボンプレート」なんかが当て木としてはおススメです。
ヤスリとしての性能はかなりいいです。
番手も多く、切削力、耐久性はかなりのもの。
10枚入りで500円ほどなので、かなり長い間使うことができます。
特に硬めのプレートと合わせたこともあるので、面出しやエッジ出しに向いていると感じます。
実際に使ってみたら、持ち手のある専用のホルダーフラットを買った方がよさそうだな、と思ったので、機会があれば購入して試してみようと思います。（フラットだけ売り切れていたりするんですけどね）
以上でCSヤスリのレビューとなります。
いいヤスリなので、興味がありましたら、ぜひ使ってみてください。それでは。
