ティタノマキアのエーデルシュタインⅡを制作し始めました。
このキット、プロモデラーのNAOKIさんがプロディースするプラモデルのオリジナルコンテンツなんですよね。
ティタノマキアというのは、なんとコトブキヤとグッドスマイルカンパニーという二つのメーカーから関連商品が販売されているという、かなりめずらしい販売形態となっています。
同じ世界観のプラモを異なるメーカーが展開するというのも中々すごい話です。
今回はそんなティタノマキアからGR(グリムリーパー)であるエーデルシュタインⅡを制作していこうと思います。
エーデルシュタインⅡ パチ組みの感想
さっそく組み立ててみました。こちらはパチ組みの状態です。
サイズは大体ガンプラのMGほどです。
いやはや、これは、かっこいい・・・。
特筆すべき点は、このめちゃくちゃメリハリの効いたプロポーションだと思います。
小さめの胸部に、バカでかい肩。
腰の接続パーツはとにかく細く、反面、股のあたりは横に広くて大きい。
脚部もかなり太いのに足首に行くほど細く、地面との接地面となる足は驚くほど小さい。
だけど、これでしっかりと自立します。
素立ちをすると、ぴしっと直線になるのが美しい・・・。
そして当然のようにイケメンフェイス(笑)
こんな、メリとハリしかないキットは中々ないんじゃないかと思います。
このプロポーションはすごくNAOKIさんっぽい。
各所にある3㎜穴のハードポイントによるカスタマイズ性の高さもありますし、模型としてかなり面白いものになっているんじゃないでしょうか?
公式サイトに設定は色々とあるのですが、それに縛られずにプラモデルとして楽しんでほしい、というのがコンセプトらしいので、まあ自由に作っちゃってもいいと思います。と、いうかそのつもりです。
設定とか知らなくても、立体物を見てストレートに「かっこいい!」と思えるデザインです。
ちなみにこのキット、けっこうパーツは多いんですが、細かくランナー分けされていて、小気味よくパチ組みできるのもポイント。(ランナーは写真を撮り忘れました、すいません)
最初にランナー数を見た時は「うわ、大変そう・・・」と思うかもしれませんが、この組みやすさはぜひ体験してほしい。すごく工夫されていると思います。
キットのスケールは1/48
更に! ですね。
模型としてこのシリーズを楽しむにあたって、サイズスケールが1/48となっている点は見逃せません!
これがまた面白い仕様です。
スケールモデルのAFV・・・つまり、戦車や戦闘機なども、多くが1/48と同じスケールで販売されているんですよね。
これが楽しい。いろいろと妄想ができます。
通常、スケールモデルは本物にいかに近づけるか、というのがひとつの基準となっています。
ですがこれなら「ティタノマキア世界に出てくるAFVモデルですけど?」って感じで自由に作ることもできますし、そこまでしなくても現実ではありえないような色にしてしまうことも可能です。
一緒に飾っちゃったりとかしてね。
まあ、現代の戦車と一緒に存在しているっていうのは世界観的にはありえないんですが、そんなのどうとでもなりますから。
設定に縛られずにプラモデルとして遊んでほしいのがコンセプト。
自分設定盛り盛りで楽しんでいこうじゃないかという感じです。
エーデルシュテインⅡ 制作開始
ちょいと話はズレましたが、記事を制作に戻します。
いちおう、こんなことをやりたいな、というイメージはあるので、それにできるだけ近づけていくよう制作していきます。
まずは周りの武装をぱちぱちと外してすっきりさせました。ネイキッドみたいな感じに。
イメージとしては写真のように長物のライフルをこう構えているようにしたいんですよね。
ライフルはどうしようかなーと考えまして、こちらを使いました。コトブキヤさんのMSG・セレクターライフルです。
コトブキヤさんお得意の組み替えることで自由に形を変えることができるシリーズですね。
適当に組み合わせて、とりえずこんな感じに。
これからいろいろと調整していこうかと思います。
あとは追加の武装として使えそうなものをストックの中から探してきました。
しかし、今となってはこのパーツたちもレアかもしれないですね。私のいるところでは見かけませんが、中古ショップとかにあるんですかね?
参考までにこちらは、
『ビルダーズパーツ MSブレード』
『アーマードコア ウェポンセット』
となっています。
値札見ると旅行に行ったときにヨドバシで350円で買ったことになっている・・・。
現状はこんなふうになっています。
さっきのパーツは頭部のデザイン変更と背中のレーダーに使用しています。
実際作っているとあんまり気にならなかったんですが、写真で見るとすっきりしすぎた感もあるかも?
とりあえずここからヤスリを掛けて面を整えつつ、様子を見てみますか、と言った感じです。
私はキットをそのまま組むことが多いので、自分の好きなように作ることはいつもすこーし挑戦的な意味もあります。
さてさて無事に完成させることができるのか不安ですが、制作記その②へ続きます。