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~時間が無くてもガンプラを作っていく~

知っておいて損はない? 模型に使う接着剤の種類と解説

こんにちは、いるです。

今回は接着剤の話をしようと思います。最近は本当にたくさんの種類が発売されていますよね。

ですので私なりに、これは模型を作るのには必要だな、と思うものを四種類選んで、特徴を解説してみました。おそらく、この四種類を知っていると、模型の製作には困らないと思います。

ただ、最近のガンプラを組み立てるくらいなら使うことはほぼありません。

知っておけばちょっといいかな? くらいなものですが、よろしければお付き合い下さい。

プラモデル用接着剤

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まずプラモデル用の接着剤。蓋についたハケで中の液体をパーツに塗りつけて接着する、一番ポピュラーな接着剤。ちょっと溶剤に粘度があるものはスチロール系の接着剤と呼ばれます。

プラモデル用の接着剤の特徴はプラスチックを溶かしてくっつけている、という点です。つまり溶接に近いんですね。

そのため、完全に硬化するとがっちりと接着されて、はがすのが容易ではなくなります。むしろパーツが壊れるほど。

完全に硬化するには4,5日ほど(場合によってはもっと)かかりますが、この『プラを溶かす』という特性を利用した、『合わせ目消し』というテクニックが古来から存在します。

 

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ちなみにこの緑色の蓋をした方も同じようにハケで溶剤を塗りつけるのですが、白い方と違い、粘度がほとんどありません。溶剤がサラッサラの状態で、『流し込み用接着剤』と言います。

白い方はパーツを合わせる前に溶剤を塗り付けますが、流し込み用はパーツを合わせてから液剤を流し込むことが出来ます。小さいパーツを付けたい時とか重宝しますね。

ただ、本当にどこまでも流れていくので量には注意です。意外なところまで接着剤が流れていて、事故につながることもしばしば・・・。

 

 

 

 ちなみに紹介したのはタミヤさんですが、クレオスさんからも同じような接着剤が各種出ています。一線を画する性能をもつのはこれだと思う。かなり強力です。

 

まとめ

・プラスチックを溶かしてくっつけている。完全に乾燥するまで時間がかかるが強固な接着が出来る。

・粘度のあるスチロール系と、粘度がまったくない流し込みタイプの2種類がある。

・溶かす、という特性を利用した『合わせ目消し』というテクニックがある。

 

瞬間接着剤

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次は瞬間接着剤です。

今や100円ショップでも簡単に買える代物。(写真は100円ショップの物。ウェーブの物は切らしてました・・・)買う必要ないのに、ついつい一緒に買ってしまいます。

水分と化学反応して接着するんですが、それは置いておいて、少量でもきちんと接着しますし、硬化する時間が短いので、私は一番使う機会が多い接着剤です。

プラモデル用の接着剤とは違いプラを溶かすわけではないのですが、液体自体が隙間を埋める役割を果たし、これも合わせ目消しに使うことが出来ます。

瞬間接着剤硬化スプレーというものを併用すると作業効率が更に上がるので、早く作業を進めたい方は一緒に揃えておいた方がいいかと。

ちなみに、クリアパーツには使わないようにしましょう。白く曇ります。

 

 

 
 あとノズルも用意していたほうがいいかも。(200円くらいで買えます)
 

まとめ

・硬化する時間が速い。瞬間接着剤スプレーなどを併用するとさらに早くなる。

・液体自体が隙間を埋める役割を果たし、合わせ目を消すことができる。

・クリアパーツの接着には不向き。あっという間に白く曇らせます。

 

 瞬間接着剤パテ

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次は瞬間接着剤パテ。写真は『黒い瞬間接着剤』という商品。私物で使用しているものなので汚いのはほんとごめんなさい!

・・・これを接着剤に含めるかは迷ったのですが、一応紹介します。これらは瞬間接着剤という括りになってはいるのですが、接着と言うよりはほとんど傷を埋めるパテのような役割で使います。一般的なのは、アルテコの瞬間接着剤パテやシアノン、この黒い瞬間接着剤、などですね。

ちょっとした穴を埋めなきゃいけないとき、「エポパテを練るのが面倒だ!」ってことがよくあるんですが、よほど大きい穴でなければこれで代用できます。便利なんですが値段はちょっと高いんですよね・・・。いつか個別で記事を書きたいですね。

瞬間接着剤スプレーと併用もできるので、作業もさくさく進みます。

 

 

 

 

まとめ

・接着ではなく傷や穴を埋めたりするのに使う。

・瞬間接着剤硬化スプレーと併用して、すぐに作業に入れる。

・値段は少し高め。

 

 

エポキシ系接着剤

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最後にエポキシ系接着剤。

エポキシパテ、というパテがあるのですがそれと同じで、AとBの、ふたつ溶剤を混ぜ合わせて使います。

覚えておいてほしい特徴としては、塗膜に影響を与えにくいところと、クリアパーツを曇らせない、という点です。

色を塗ったパーツに接着剤を付けると、接着剤が塗装を溶かしてしまうのでどろどろになってしまいますが、エポキシ系の接着剤ならそれが起きません。

またクリアパーツを普通の接着剤や瞬間接着剤で付けようとしたら、真っ白にしてしまった! って方もいませんか?

エポキシ系の接着剤なら白化することもないので、クリアパーツの接着に使用することが多いです。

あと、液剤がはみ出しても、硬化する前であればエナメル系の溶剤でふき取ることが出来ます。色を塗ってからパーツを接着しなければいけないスケールモデルでは大活躍する接着剤ですね。

 

 

ここがポイント!

・塗装した面を侵さないため、色を塗ったパーツにも比較的安全に使用できる。

・クリアパーツを曇らせない。

・固まる前なら、エナメル系の溶剤でふき取ることが出来る。

 

 

まとめ

以上で、知っておいて損はない? 模型に使う接着剤の種類と解説でした。

始めの方にも書きましたが、最近のガンプラを組み立てるくらいなら、特に買う必要はありません。

大きな改修をやりたい場合は別ですが、とりあえず簡単な合わせ目を消したり、パーツを破損させた応急処置として使うのであれば、タミヤの白蓋と流し込み用、そして瞬間接着剤を買っておけばいいと思います。

逆にスケールモデルの場合は、シアノンや黒い瞬間接着剤以外は全部買っておいたほうがいいです。どこに、どの接着剤を使うかがけっこう重要になってきますので。

他に使用頻度はあまり高くないけど、けっこうめずらしい(?)接着剤もあるので、機会があれば紹介しようかと思います。