ホビーライン!

~時間が無くてもガンプラを作っていく~

【ウェザリング】超簡単! ウォッシング(フィルタリング)塗装のやり方!

今回は、ウォッシング(またはフィルタリング)のやり方を解説してみようかと思います。

ウォッシングというのは、薄めた塗料をプラモに塗って、ふき取る、という工程の、ウェザリング塗装(汚し塗装)の一種です。薄い色でフィルターをかけるようなので「フィルタリング」と呼ばれていたりもします。

戦車のプラモデルではよく使われているテクニックですね。簡単に汚れた雰囲気が出るので、すっごく楽しいですよ!

では実際にやってみましょう。

フィルタリング実践

f:id:hkn3:20200117190231j:plain

実際にやってみるため、プラ板を用意しました。効果をわかりやすくするため、プラ板の中央に線を引いてます。

 

f:id:hkn3:20200117190247j:plain

実際にウォッシングをする前に、プラの面を800番ほどのスポンジヤスリで擦っておきます。そうすることによって面が荒れ、薄めた塗料が定着しやすくなります。つやっつやの面だと塗料をほとんどはじいてしまうんですよ・・・。

ヤスリを掛ける以外にも、つや消しスプレーを吹く、という手もありますね。

 

f:id:hkn3:20200117190615j:plain

普通であれば「エナメル系塗料」か「水性塗料」「油彩塗料」を薄めて使うのですが、今回はすでにウォッシング専用カラーとして販売されているMrウェザリングカラーのマルチグレーを使います。

 

f:id:hkn3:20200117190814j:plain

で、実際の工程なんですが、まずは薄めた塗料を、平筆でわさっと塗ります。ウェザリングカラーは既に薄まった状態で販売されているので、ほんとにただ塗るだけです。

ただ注意点がありまして、プラモってけっこうでこぼこしているじゃないですか? ウォッシングは薄めた塗料を全体に塗るので、どうしてもへこんだところに塗料が溜まりやすいのです。

陰影が付く程度、なら問題が無いんですが、不自然にへこんでいるところに色が溜まっていると、ものすごくわざとらしい感じになりますので、そこだけは注意が必要です。全体の色味を均等に落とすように、筆に付ける塗料の量を調整して塗っていきましょう。

 

f:id:hkn3:20200117190952j:plain

その後、ティッシュなどでふき取ればOKです。ぽんぽんと、かるーく叩くようにふき取ると上手くいくと思います。半分だけ色味が変わっているのが分かると思いますが、これで終了です。

一回目でほとんど色が付かなくても、何回か繰り返すときちんと定着します。それでも色が付かない場合は、もう一度やすりで面を荒らしましょう。

ちなみに、完全に乾いた後に専用の薄め液を使ってふき取る、というやり方もあります。(むしろそっちが一般的?)

その場合は、綿棒を薄め液に浸してふき取っていきましょう。

 

f:id:hkn3:20200117191236j:plain

アーバレストの左側にだけウォッシングをした写真です。すこし分かりづらいかもしれませんが・・・。

左側は、グレーでウォッシングしてあるので、どことなく『使い古された』感が出ていませんか? これだけでずいぶん雰囲気が出たと思います。

 

それと注意点その2、ですが、もしウォッシングにエナメル塗料を使った場合、エナメル割れには注意しましょう。

ウェザリングカラーは油彩塗料に近い性質を持っているらしいので、エナメル塗料ほど割れに対して敏感にはならなくていいようです。

ちなみに、ですが。

ウォッシングとフィルタリングですが、そのふたつは厳密に言えば違います。

ウォッシングは、一度塗った塗料をふき取って(洗って)汚れを演出する塗装法で、フィルタリングは薄めた塗料で全体のトーンを落として、まとまりを付ける塗装法です。

ただ、工程がほとんど一緒なので、私は別に分けなくてもいいかなーと思っています。

大切なのはこの塗装で、狙いたいことはなんなのか? ということです。(例えばウ砂漠にある機体なら砂で汚れているので、カーキなどの砂っぽい色の塗料を使う、とか)

アーバレストは市街地戦のイメージがあったので、ほこりっぽくなっているのかな、と思ってマルチグレーを使いました。

まあ、それでも「何を使っていいかわからねえぜ!」って方はウェザリングカラーのマルチグレーかマルチホワイトを塗ってみればいいと思いますよ? すごく「それっぽく」なるので、雰囲気はバッチリ伝わると思います。

それでは。よかったらぜひ試してみてください。