製作過程HGACサンドロック

簡単フェニッシュでHGACサンドロックを作ろう! その1

どうも、いるです!

今回から、素組を行ったサンドロックに手を加えていきます。

ただし、行うのは簡単フェニッシュです! 高価な工具を使わず、時間もあまりかけないでかっこよく仕上げるがコンセプトですね。

写真が素組を終えた状態です。ゲート処理をして、全身にスポンジヤスリを掛けています。

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フィルタリングをする

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まずはウェザリングカラーのサンディウォッシュを使って、全身にフィルタリングを施します。

サンドロックは砂漠で活動する機体なので、この色が似あいそうですよね。

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ウェザリングカラーをこんなふうにパーツの全身に塗ります。

綺麗に塗る必要はありません。わさっと、覆うように塗ってしまいましょう。

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そして、完全に乾く前にティッシュでぽんぽんと、叩くようにふき取っていきます。

そうすると全体のトーンが変わり、パーツの雰囲気が変わってきます。

一度で色が付かなくても、何回かやると色が乗っていくので、自分がいいとおもうまで繰り返していきましょう。

スポンジヤスリ(または艶消しスプレー)で全身を艶消しにしていることが、ここで活きてきます。未処理のパーツはつやつやしているので、塗料の定着があまりよくありません。

部分塗装をする

f:id:hkn3:20200210185023j:plain次は部分塗装です。

やはり最近のキットは色分けも素晴らしく、ほぼ完璧です。

ですが、肩のバーニア(?)など一部分はさすがに色分けされていませんので、今回は部分的に塗装をしていこうと思います。

f:id:hkn3:20200210185513j:plain用意するのはこちらです。

ラッカー系塗料のシルバーとエナメル系塗料のジャーマングレー。

シルバーはフェニッシャーズというちょっと高い塗料なんですが、クレオスのシルバーを切らしていただけで、別にラッカー系塗料であれば問題ありません。

本当は値段も安く、手に入りやすいので、クレオスのシルバーを使いたかったんですが・・・。

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まずはラッカーのシルバーでバーニアの部分を塗ります。

f:id:hkn3:20200210190030j:plainつぎはエナメルのジャーマングレーで、へこんだ部分をバーニアごと塗ってしまいます。

f:id:hkn3:20200210190131j:plainのちのち記事にしようかな、と思っていますが、エナメル系の塗料というのは、ラッカー系の塗料を溶かさないという特徴があります。

f:id:hkn3:20200210190411j:plainつまり、綿棒などに溶剤をしみ込ませ、表の部分だけをふき取ってしまえば、下に塗ったシルバーが出てきて、こういうふうに塗り分けることが出来る、ということです。

このサンドロックは未塗装なので、へこみからはみ出たシルバーは、カッターの先かヤスリで削ってしまえばいいです。

削る範囲によっては、もう一度フィルタリングをしてトーンを整えておきましょう。

これでサンドロックの塗り分けはOKです。同じ要領で、足の先も塗り分けておきました。

その1のまとめ

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全身にフィルタリングを施し、現在の状態がこちらです。

他に作業したところは、シールドの目(?)は特徴的なので水性の赤で塗装。

あと、各種のバーニアにあたる部分も、水性塗料の黒鉄色で塗り分け。

このあたりも、はみ出たら削ってしまえばいいです。未塗装だからこそできる技ですね。

カメラアイと額のセンサーは付属のシールです。

どうでしょうか? すこし塗り分けただけでも、けっこう変化が出たでしょう?

でも、まだまだですよ!

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