HGCEインフィニットジャスティスガンダム完成編です。
発売日は2020年05月23日 定価2,420円(税10%込)となります。
今回やってみたこと
今回はパーツを切り離さず、ランナーのまま塗装して完成させるという「ランナー塗装」という方法で製作しました。
ランナー塗装は缶スプレーでおこなうことも多いんですが、塗装はエアブラシを使っています。
ランナーのまま塗装すると、ヤスリ掛けや合わせ目消しなどの工程を省略することになります。
その分、完成度は下がってしまうかもしれませんが、そこをどうごまかして完成さるかが製作のポイントです。
どうやってごまかしたかの説明は後に回しますが、結果としてかなり短い時間で、かっこよく完成させることが出来ました。
実際、「ランナー塗装で作りました」と書かなければ、ほとんど普通の全塗装と変わらない出来栄えになったような気がします。
製作のポイント
ランナー塗装で避けて通れないのは、「パーツを切り取った跡が元のパーツの色のままになっている」という点です。
それをごまかす方法は、
①上から同じ色を筆で塗る。
②ウェザリングをして元の色を隠す。
の、ふたつがあります。
あと、どうしても目立つ「合わせ目」「ヒケ」「パーティングライン」などは処理しています。
ランナーのまま塗装することで製作時間を短くすることが目的ですが、
「絶対にパーツを切り離さないで作る」という制限プレイじゃないので、気になる所は処理してしまって、どんどんかっこよくしてあげればいいと思うんですよね。
ランナー塗装とはいえ、せっかく色を塗るので、そこも楽しめるポイントです。
説明書のインフィニットジャスティスはけっこうピンク色ですが・・・。
今回はセイバーガンダムっぽい色にしようと、全体を赤(朱色)に寄せました。
ワンオフ機って色が変えずらいイメージがありますが、これならアスランの機体イメージもそれほど変わらないと思います。
デカールは少しだけ貼っています。ハイキューパーツさんのものを使用しました。
後はエナメル系塗料で細かい所を塗り分け、つや消しクリアを吹いて完成です。
バーニアの部分は筆塗りですね。
つや消しはガイアノーツさんのつや消しクリアーを使っています。
製作の反省と感想
あと今回の反省点です。
ウェザリングはもう少し丁寧にやりたかったな、と・・・。
あまり汚れないイメージの機体なので、ウェザリングはひかえめにしようと思いましたが、けっこうきつめで、ただ汚いだけになってしまったような・・・。
NAOKIさんの作例のように、自然に、控えめな汚れを目指したんですが難しいですね。
もうひとつは、この『手』ですね。
キットのままだとちょっとかっこ悪いです。
最近はキットに平手やしっかりとした握り手が付いてくることも多いですが、このキットには付属しません。
ビームサーベルなんかを持たせれば目立たなくなりますが、ビルダーズパーツの握り手や平手に置き換えればもっとかっこよくなったと思います。
以上で「ランナー塗装で作るHGCEインフィニットジャスティスガンダム」でした。
一週間、では無理でしたが、かなり短い期間で完成させることが出来ました。
時間が無い方でも無理なく作れると思うので、興味が出ましたらぜひ挑戦してみてください。