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ガイアノーツ・プレミアムミラークロームでプチッガイさんを塗ってみた【レビュー】

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結論から言いますと、プチッガイさんには失敗しました。

これじゃあ普通のシルバーなんですが、本当はもっとピッカピカになるんですよ!

ガイアノーツさんのプレミアムミラークロームは、ちょっとコツがいる塗料です。

きちんと塗ると、鏡のような状態になる凄い塗料なんですよね。

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ガイアノーツ プレミアムミラークローム

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プレミアムミラークロームは、ガイアノーツさんから発売されているエアブラシ専用の塗料です。

この量(30ml)で、なんと1500円もします。

ですが、これは普通の塗料では絶対だせないような凄まじいメッキ感を出すことができるため、使い方によってはすごく自分の作品にプラスになる塗料です。

自分も、バーニアなどのアクセントに使えれば、と思い購入していた塗料でした。

塗装の下準備

f:id:hkn3:20200709215349j:plain本来であれば、サフなどを吹かずに、ツヤのあるプラスチックの状態のまま吹くことを推奨されています。

ですが、なにか違いが出るのかな、と思い、プチッガイさんの方には黒サフを吹き、台座にはスポンジヤスリで撫でる程度の処理をしてミラークロームを吹き付けてみました。

ちなみに、プレミアムミラークロームは、すでに希釈されているので薄めたりせずそのまま使用します。

使用してみて驚いたんですが、希釈はかなり薄目になっていて、あっという間に吹き終わってしまうので注意が必要ですね。

実際には、30mlという容量以上に少ない印象を受けます。

f:id:hkn3:20200709215630j:plainそして吹き終わったあとのプチッガイさんはこちらです。

・・・普通のシルバーになってしまいました。鏡のような輝きとは?

こんなはずではなかったんですけどねぇ・・・。

f:id:hkn3:20200709215735j:plainちなみに台座の方はスポンジヤスリで少し磨いてから吹いたんですが、こんなに細かい傷であっても、すごく目立ってしまいます。

普通の塗料なら、このくらいの傷なら隠れて見えなくなってしまうんですけどね。

なんでこんなことになってしまったかというと、この塗料は下地の影響をモロに受けるからです。

本当に、予想以上に影響を受けます。

プチッガイさんの方に輝きが出ていないのは、黒サフを吹いてツヤ消しの状態になっていたからです。

ツヤ消しがそのまま貫通してしまって、いちばんの特徴である『鏡のようなシルバー』が台無しになってしまったんですね。

再挑戦

f:id:hkn3:20200712210717j:plain実際、ツヤのある面に塗装をしてみたらどうなるかな? と思い、100円ショップで磁石を買ってきました。

これなら、適度なツヤもあります。

f:id:hkn3:20200712210738j:plainそして塗装後。

ピッカピカになりました。

なにこの差・・・。

f:id:hkn3:20200709220503j:plain公式に紹介されているように、全体的に、ふわっと覆うように塗装をしたのですが、本当に鏡のようです。

プチッガイさんが映ってますからね。

これを塗料で再現できるのは凄いですね・・・。

ちなみにクリアコートなどは推奨されていません。

エアブラシで吹きつけて、そのままにしているのがいちばん輝くのだそうです。

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値段も高く、エアブラシも必須で、使いどころはちょっと難しいかもしれません。

吹き付けるプラの状態をきちんと整える必要があるなど、すこし上級者向けの塗料かもしれませんが、吹き付けるだけで鏡のようになる塗料はなかなか無いと思います。

もし自分が作っている模型にプラスになると思ったら、使ってみてはいかがでしょうか?

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