ポケモンのプラモデルシリーズに新しいカテゴリー「ポケプラクイック!」が登場しました。
第一弾は、やはりと言いますかピカチュウとなっています。
対象年齢は6歳以上で、言ってしまえば子供向けなんですが、このシリーズ、個人的にすごく注目しているシリーズだったりします。
ポケプラクイックの特徴
ポケプラクイック、さあ、作ろうかな、と箱を開けた瞬間、あっという間に完成します。
組み立てにかかった時間は、およそ10分~15分くらいでした。
パーツ数は20個前後。最近はやりの、手でパーツをぱちぱちと外すこと出来る仕様で、道具を必要としません。
実は、今までポケモンのプラモデルはたくさん発売されているんですが、それにはすべて、ちょっとした『可動』がありました。
一応ポケモンは生き物なので、首や腕などの可動を再現するどうしても〝わざとらしさ〟が生まれます。
個人的にはそれが、ポケモンを無理やりプラモ化しているような印象を与えて苦手だったんですよね。
ですが、この「ポケプラクイック!!」は可動がほとんどありません。尻尾がすこし動くくらいです。
その変わり、本体そのもののクオリティが上がっており、ひじょーに完成度が高いです。
目の白部分はシールを貼っていますが、どこからどう見ても、かわいいピカチュウじゃないですか?
それが、あっという間に作れてしまうんですね。
ポケプラクイックのちょっと残念な所
ただ、やはりプラモデル。パーツも少ないので、残念ながら合わせ目がばっちりと出てしまいます。
ばさっと真横に入り、合わせ目も、「簡単に消せる」とは正直、言えません・・・。
目や口は別パーツになっているんですが、後ハメが出来るような仕様になっていないため、全塗装するときはマスキングをする必要があります。
合わせ目消しや塗装をしたいという方はちょっと面倒ですね。
ポケプラクイックは一言でまとめると、
「可動が無い代わりに、ポケモンそのものクオリティがあがったよ」
と、いうシリーズになります。
価格も、715円(税10%込)と、今までのものと大差ありません。むしろ安いくらいです。
ポケモンにはかわいいだけでなく、かっこいいものもたくさんいます。
それが、このクオリティで立体化する『かも』しれない。
固定ポーズのため、躍動感のあるかっこいい姿で、立体化する『かも』しれない。
そう思うと、この「ポケプラクイック!!」には、ちょっと頑張ってほしいな、と思うんですよね。