塗りましたよ・・・! やっぱりこの色になって初めて継続高校の戦車っぽいですよね。
で、今回は塗装の工程を書いていくんですが、色を塗る前に「継続高校仕様にするための注意点」があるので最初に説明しようと思います。
他にもちょっと失敗したかな、と思う部分もあるので一緒に紹介しますね。
注意点① 継続高校仕様にするための確認と準備
まずは「継」のデカールを貼る場所を確認をしておきます。
『継』のデカールは合計4枚必要です。
まず砲台の両脇。反対側にも貼り付けるので、ここで2枚。
もう1枚はコクピット(?)のハッチ部分。
最後は背面の赤い〇の部分です。
そして注意点なんですが、BT-42には砲台の両脇に出っ張りがあります。
これが、デカールを貼る際に邪魔になってしまうので削り落としておきましょう。
作業後です。これで邪魔者はいません。
反対側も忘れずに削っておきましょう。
注意点② タミヤ マルチプライマーを使おう!
そして注意点その②です。
このキットにはエッチングパーツと言って、一部に金属のパーツを使用します。
金属のパーツはそのままでは塗装が出来ません。ですので、金属のパーツは、すべてこのマルチプライマーを塗っておきます。
プライマーとは、「塗料の定着剤」みたいなものですね。
これを塗っておくことで、本来ならば塗装が出来ない部分にも色を乗せることが可能です。
タミヤのプライマーは接着剤のようにハケが付いているので、このように直接塗ることが出来ます。(エアブラシでも使用は可能)
これで、エッチングパーツにも色が乗ります。
下地塗装から本塗装へ
その作業を終えましたら、塗装を開始です。
まずは下地と傷の確認のため、クレオスのサーフェイサーブラックを吹きました。
あまりにも目立つ傷はヤスリで消して、再びサーフェイサーを吹きます。
余談ですけど、この黒サフ、ほんとにいい色だと思う・・・。普通に塗料として使えそうです。
で、その上から塗るのは「継続グレー」。
なんと専用カラーが発売されているんですよ。
この時、ちょっとポイントなのは『縁』の部分にすこーし下地の黒を残すことです。
グラデーション塗装っぽいと言いますか、そうすることによって立体感が生まれます。
難しいかもしれませんが、そんなに上手くグラデーションになってなくてもいいんじゃないかと思うんですよね。
実際の戦車も、綺麗にベタ塗りされているとは思えないですし。なんとなく、迫力が出ていればOKみたいなノリです。
とりあえず、こんな感じで本体塗装は終了です。
失敗したかも!? 履帯を組み立てる
本体の塗装が終わりましたら、後回しになっていた転輪と履帯の組みつけに入ります。
転輪の周囲は「つや消しの黒」で塗る指定になっているので、エナメル塗料を使って筆塗りをしていきます。
エナメル塗料は、はみ出たら拭き取ることが出来るので、そんなに綺麗に塗ろうと神経質になる必要はありません。
そして履帯を取り付けていきます。ちなみに履帯は「ジャーマングレー」で塗りました。
転輪の周囲と履帯は本体とは違う色なので、塗装をした後に接着した方が、綺麗に仕上がる・・・。そんなふうに思っていたんですが。
この履帯の取り付けが、超大変でした。
戦車の履帯は、輪ゴムのようにひとつのパーツになっていることが多いと思うんですが、なぜか、このキットはひとつひとつ付けていく仕様になっています・・・!
塗装する前であれば、強引に接着することが出来たんでしょうが、色を塗ってしまったため、下手に接着剤が使えないんです・・・!
なんとか、慎重にひとつひとつ付けていって形になりましたが、この履帯の取り付けって割とメジャーなんでしょうか?
とにかく、塗装は面倒になるかもしれませんが、最初に接着して形を作ってしまった方が楽かもしれません。
塗装の段階に来て、履帯の接着が出来ないと、かなりキツイです。
・・・ただ、もし履帯を付けれなくても大丈夫です。
アニメを見た方ならわかると思いますが、最悪、履帯の無いバージョンで作ればいいんですから!
エナメル塗料で細かい部分を塗っていく
そして最後は、エナメル塗料で細部を塗っていきます。
説明書を確認しながら、マフラー(?)の部分や、スコップなど、細かい所を塗り分けです。
スコップとか、細かいパーツですが、逆にここは塗ってから接着しても良かったかも・・・。
筆で塗っていると、隙間に色をつけてしまうかもしれませんが、エナメル塗料をすこし染みこませた筆でささっと撫でると色を落とせます。
普通は綿棒を使うんですが、さすがにこの隙間はちょっと厳しいですね。
後から拭き取れるエナメル塗料、最高です。
塗装完了
と、いうことで、なんとか塗り終えることが出来ました・・・!
戦車の作り方、いろんなサイトや動画で勉強してきましたが、なかなか難しい。
でも楽しいですね。ガンプラと違って、あまり神経質にならなくていいのがよかったです。