ガンプラやプラモデルを作っていると、たまに「へこんだところ」をヤスりたくなる時があります。
パターンとしては、こういう押しピン跡を消したいと思うときですね。
ここが、また絶妙にやりずらい!
この押しピン跡を削るためには紙ヤスリを使って地道に面の底を整えなければいけません。
正直、かなり面倒です。
ですが、ここを簡単に綺麗にヤスれる工具と方法があります。
今回は、そんな「へこんだところ」を綺麗に簡単にヤスる方法を紹介しようと思います。
極致ヤスリを使う
まず、へこんだところをヤスるのにおススメの工具。それが、この「極致ヤスリ」です。
その名の通り、ある一定の場所をヤスるのに真価を発揮するヤスリです。
特徴的なのはその先端で、棒先に角度が付いていてるため、へこんだところにぴたっと密着!
この絶妙な角度! 手でヤスるよりもめっちゃ楽です。
『面』を整えるヤスリは多く種類がありますが、先端に角度のついて『底』を整えるこの「極致ヤスリ」は、ありそうでなかったヤスリです。
極致ヤスリは先端の角度が一定のものも販売していますが、最初は色々な角度のヤスリが入った「アソートタイプ」がおススメです。6本入りで、千円ちょっとで買うことができます。
これを使うだけでも、へこんだところにある押しピン跡はかなり消しやすくなりますよ!
神ヤスとの合わせ技。
ただ、もちろん使っていると、先端のヤスリは目詰まりを起こして削れなくなっていきます。
このヤスリは削り取って、両面テープを使えば市販の紙やすりを貼りなおすことができますが、ここでちょっと一工夫です。
先端に付けるヤスリをスポンジヤスリの「神ヤス」に変えてみます。厚さは3㎜を使用。
スポンジヤスリはプラの面にフィットするので、へこんだところをヤスるとき、更に密着性が増します。
それに、神ヤスを使ったことがある方はわかると思いますが、このヤスリは耐久性も高いため、目詰まりも起こしずらく長く使用できます。これがポイントですね。
本来であれば紙やすりでちまちまと削らなくてはいけない押しピン跡も、アッという間に消すことができました。
ヤスリは基本的に『面』を整えるものなので、本来はへこんだところを整えるには向かない工具ですが、極致ヤスリがあるとかなり作業がはかどります。
模型作りに、極致ヤスリの出番はそれほど多くないかもしれませんが、一セット持っているとここぞというときに役立ってくれます。
よろしければ、ぜひ試してみてくださいね。