グットスマイルカンパニーのMODEROIDから販売されたニルヴァーシュtype ZEROを全塗装で制作しました。その制作記です。
MODEROIDのニルヴァーシュtype ZERO発売日は2024年6月26日。値段は7500円(税込)となっています。
MODEROIDからニルバーシュが出るということで、値段はちょっと高いのですが購入してみました。
気になる点もありますが、このクオリティでニルバーシュのプラモが発売されるのは嬉しい限りです。
MODEROIDニルバーシュのパチ組み
さて、パチ組みの状態はこちらとなります。
パーツ数はHGのガンプラと同じくらいで、組み立てるのにさほど苦労はいりません。
プロポーションも良く、カッコいいですよね。
一部のパーツはランナーの状態から塗装がしてあり、パチ組みでも再現度の高いニルバーシュが楽しめます。
ランナーの状態で塗り分けがされているなんて、結構めずらしいですよね。
MODEROIDのニルバーシュはビーグルモードまで再現可能で、しかもかなりの再現度。
正直、リフボードで飛んでいるイメージが強いですが、これはこれでカッコいい・・・。
また、リフボードでディスプレイするための専用のスタンドが付属しています。
もちろん、3㎜穴対応ので、ポージングの幅も広すぎるくらい広いので、劇中で印象的なシーンはほとんど再現可能ですね。
意外と難しいこのポーズも、まあ、余裕です。私にはちょっと難しかった・・・。
実はニルバーシュのプラモは2006年にバンダイが販売しているのですが、あれはなかなか難キットでして、とにかく合わせ目や塗装が大変なキットです。ほとんど真っ白ですし。
キットの完成度としてはMODEROIDニルバーシュとは段違いです。
パチ組みでここまでの再現されているのはやはりすごいです。
MODEROIDニルバーシュの悪い点
ただ、正直「うあ!」って思ったのが、塗り分けですね。
色分けは頑張っているキット・・・ですが、完ぺきではありません。
付属のシールで色を補う個所が割と多くあります。
特にリフボードの部分が目立ちます。実際、リフボードは真っ白です。
全塗装するとなるとマスキングは必須。けっこう大変ですね。
ただ、直線箇所が多いので、マスキング自体はそれほど大変ではないかな、といった感じ。
長くプラモを作っている方なら「この程度なら楽勝でしょ」って方もいそうですね。
MODEROIDニルバーシュの制作記
ニルバーシュの塗り分けはちょっと大変そうですが、シールだとさすがにさみしいので、全塗装してみることにしました。
とはいえ、気を付けた点は一つ。
一部には暗いパーツの上に「赤」を乗せなければいけないので、綺麗に発色させるため、ピンクサフを吹いて下地を作るという点です。
あとはひたすら気合のマスキングですね。
前にも書いた通り、マスキングは直線が多いため、それほど面倒ではないです。まあ、そこそこ貼る量はありのでそこはガンバですね。
細かい塗り分けも必要ですが、ほとんどエナメル塗料の筆塗りで対処しています。
それと、カメラアイ(目)は塗装しませんでした。
キットのままでも塗り分けられていますし、塗装では出せないくらい綺麗だったんですよね。
デカールは付属しませんし、つける必要もあんまりない機体なので貼らずに完成させています。
MODEROIDニルバーシュ 完成編
と、言うことで完成したのがこちらです。
リフボードも頑張って塗り分けてこんな感じに。
この部分だけでも塗り分ければ一気に印象が良くなります。
バストアップ。
胸のクリアパーツの中も地味に筆で塗り分けてます。
ポーズが難しい・・・!
ただ、全塗装をしてしまう塗装剥げが怖くてガシガシ動かせなくなるのが辛い・・・。
ビーグルモードなんてとてもとてもですよ・・・(泣)
と、まあ、いちおう完成させましたが、綺麗な完成品ってのはよく見るので、実はウェザリングしても面白かったかなーと思ったりしてました。
ウェザリングをするなら、ビーグルモードで地面を走っているので背面やタイヤまわりに土埃とかつくのかな、とか考えたりしていますね。
まあ、気が向いたら作業するかもしれません。
MODEROIDニルバーシュのまとめ・感想
MODEROIDニルバーシュはパーツ数が少なめで作りやすく、ビーグルモードまで再現されており、可動範囲も広くポージングも決まる良キットです。
気になる点は、色分けは足りないこと。
そしてなんと言っても値段が高いことです。
税込みで7500円。正直、躊躇います。あと2000円安ければ激押しできるんですが、そうとうプラモデルやエウレカセブンが好きでないと買えない値段帯になってしまっています。
とはいえ、ニルバーシュは人気のある機体ですし、プラモデルとしてこのクオリティで販売されたことは正直嬉しいです。
景気が変わればもっと安くなるのかな、ということを期待しつつ・・・他のLFOもキット化されればな、と思いますね。