ガンプラやプラモデルを塗装するとき、絶対に持つべきものに『塗装棒』があります。
塗装棒とは、棒の先端にワニ口クリップが付いていて、パーツの持ち手になってくれる道具です。
通常の塗装棒は販売しているものあれば、自作することもできるのですが、今回は「逆作用塗装棒」を使ってみましたので、紹介してみようと思います。
逆作用塗装棒とは?
逆作用の塗装棒とは、その名の通り反対側にバネの力が働いている塗装棒のことです。(写真の左側)
通常であれば挟む方向に力が働いているので先端は閉じています。
ですが、逆作用塗装棒は、先端が常に開いていているので、その力でパーツを保持することになります。
ピンセットにも同じような仕組みのものがありますね。
開く力を利用してパーツを保持する、というのはつまりこんな感じです。
たまに、挟むだけでは保持が難しいパーツがあったりしますが、そんなときに重宝する塗装棒です。
先端にフックが付いていているので、パーツに引っ掛かって滑らないような工夫もされています。
また、閉じると3㎜穴にフィットするので、差し込んでパーツを保持することも可能です。
3㎜穴はプラモデルの至る所にあるので、保持する方法には困らないですね。
ちょっと気になった点としては、外側に働く力自体は、あまり強くない、という点です。
大きめのパーツの保持はちょっと心許ない感じになります。
ただ、大きなパーツは普通の塗装棒でつかめることが多いので、それほど問題ではないかと思います。(強すぎると逆に問題かと思いますが)
1セットで14本入りで1000円以下ですし、普通の塗装棒と違ってあまりたくさん数が必要ではありません。
逆塗装棒は、通常の塗装棒と合わせて、塗装の助けになってくれますので、よろしければ試してみてくださいね!