今回はガイアノーツから販売されている「プリズムブルーブラック」をレビューしてみようと思います。
こちらは偏光塗料と言って、見る角度によって色が変化する不思議な塗料となっています。
プリズムブルーブラックは、名前の通り、濃い青にも黒にも見える塗料ですね。
値段は、定価で1000円(税抜)とすこし高めですが、普通とはちょっと違う塗装をすることができます。
ちなみに、高級塗料とありますが、一瓶1000円以上するものをわたしが勝手にそう呼んでいるだけです、はい。
プリズム・ブルーブラックとは?
最初にも書きましたが、プリズムブルーブラックは偏光塗料といって、見る角度で色が変化する塗料です。基本的にはエアブラシで使用します。
一瓶1000円と値段はちょっと高めですが、実は容量が普通のガイアノーツの塗料と比べて多いです。
プリズムブルーブラックの内容量は30ml。通常のガイアノーツの塗料は15mlなので単純に倍です。
自分が注目したのはビンにも記載されている、つや消しでコートすると上品な質感に、という点ですね。
偏光塗料はツヤツヤにするイメージがありましたが、つや消しにしてもいいみたい。
と、いうことで、つや有りツヤ消しの両方を試してみました。
プリズムブルーブラックの下地はなにがいい?
ちなみに、プリズムブルーブラックは隠ぺい力が高めなので、下地はそれほど気にする必要はないようです。
いちおう、黒か青にしておくと安心かと。ちなみに私は黒サフを下地としています。
ツヤ有り・ツヤ消しどっちがいい?
まず艶アリの方(ちょっと埃が着いてるのはご勘弁を・・・!)。
EXクリアーを2回重ねています。
角度を変えるとこんな感じ。
正直、写真だとよくわからない・・・!
ですが、実際だと遠くから見ても激しく光を反射するのでかなり色が変化します。
実際、ツヤ有りの塗装は写真や動画で見るより、実際に見た方が塗料の面白さが伝わると思います。
で、艶消しにするとこんな感じ。
一気にイメージが変わり、たしかに上品な感じに見えます。
角度を変えるとこんな感じに。
こちらは写真でもはっきりと黒になっているのがわかります。
どうです、なかなか凄いですよね。
ガンプラだとフレームのアクセントして塗ってもよさそうです。グレーの関節の中に、角度で色を変えるマットブルーとかカッコいいと思うんですよね。
余談ですけど、艶消しにしたのでヒケも見えづらくなっていますね。
プリズムブルーブラックはどう使う?
両方とも写真などでは伝わりづらいのが辛いですが、かなり面白い塗料です。
けっこう目立つ塗料なのでアクセントとしても使っていいですし、全身に使ってもいいですね。
自分は練習としてカーモデルに塗ってみましたが、もちろんガンプラにも似合う機体はあると思います。
無難に、全身が黒とか青系のMSには合うんじゃないでしょうか?
ツヤ有りにする場合は、ド派手になるのでメインカラーとして全身に塗装するのがおすすめですし、つや消しにすればアクセントとしても使えます。
ガイアノーツのプリズムブルーブラック。売り切れると長い間、再販が掛からなかったりします。
面白いと思いましたら、ぜひ使ってみてください。いい塗料ですよ。