今回は、タミヤのランボルギーニ・カウンタックを制作していきます。
このキット、2020年に再版されたキットなんですが、元の販売時期は何と1978年!
40年以上も前のキットです。私も生まれていません・・・。
ガンプラでいえばもはや旧キット。カーモデルはまだまだ素人の私ですが、果たして完成させることができるか不安です。
ボディの制作
とはいえビビッてられませんね。さて、さっそく作っていくわけですが、パーツ数はかなり少なく、組み立て自体は簡単そう。ポイントを押さえられている、といった感じです。
再販品は、ボディにクリアコートがされていて、最初から艶があるのが特徴です。
ですが、さすがは昔のキットと言いますが、とにかくボディが波打っているという。
バリや歪みが多く、私のキットはなんか最初から傷がありました。
と、いうことで、まずは全面にひたすらヤスリを掛けていきます。
ヒケを取ったり、バリを取ったり、ボディを整えていくのが目的です。
塗り分けが必要な個所はスジボリをしておきます。これで多少は別パーツっぽく見えるはず(後から知ったけど色によってはフェンダーを塗り分ける必要がないっぽい?)
ひとしきりヤスリ掛けが終わったら洗浄してサフを吹きました。
使ったサフは「クアトロポルテ」のサーフェイサーです。
これがまた素晴らしい性能。深いヤスリ目が付いてない限り、400番くらいのヤスリなら綺麗に傷を消してくれます。
その後、消しきれない傷やバリをヤスって整えたあと、再度サーフェイサーを吹きます。
ボディはとりあえずこんな感じですね。
シャーシの制作
続いてシャーシを制作していきます。
このキット、元はモータライズ・・・まあ、おそらく電池を入れると走るキットだったらしいんですよね、ミニ四駆みたいに。
ですので、電池を入れる空洞があります。なんか歴史を感じる・・・。
とはいえ、モータは付属しないので走らせることは出来ません。
エンジンも簡易ながら再現されています。
ほとんど見えなくなるのでスルーでいいかなー? と思ったり。
内装やシャーシは少ない部品でまとめれていますし、ヒケやバリもボディほどひどくはありません。
ただ、問題がひとつ。ダッシュボードですが、手前側がめっちゃへこんでるんですよ。
これが元の形状なのかヒケなのか分かりかねる・・・。ヒケなら相当なもんですが。
まあ、実車がこんなへこんでるわけないかーとシアノン(白い瞬間接着剤)で埋めて形を整えました。
サフ後。やっぱりこれが自然な感じがします。
あとは内装に押しピン跡があるので、そこもシアノンで埋めます。
奥まってヤスリが掛けづらい場所は「極み極致ヤスリ」が活躍します。
ひじょーにいい工具なんですが、先のヤスリをしょっちゅう取り換えなければいけないのが欠点。
先端を神ヤスに変えてもいいんですが、なんとか一工夫できないもんかと思案中です。
ヤスリ後のサフ。まあ、こんなもんで。
タミヤのカウンタックは、最新のキットの精密さはないですが、タミヤキットの系譜を余すことろまで感じる名キットでは? と感じますね。
長い時を超えて再版されるだけあります。
では、塗装編に続きます。