フジミ トゥディ製作過程完成品

【研ぎ出しなんか不要】気負わずに作る! フジミ1/24 トゥデイ制作記

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

今回はフジミさんから販売されている1/24のトゥデイ制作記です。

アニメ「リコリス・リコイル」の2話に登場した車で、ウォールナットが運転していた車ですね。

他にも「逮捕しちゃうぞ」という有名な漫画にも登場していたりします(正確には形が違うのですが)

気負わずにさっくりと制作してみましたが、前々からカーモデルを汚してみたかったので、すこしウェザリングをして仕上げています。

 

スポンサーリンク

フジミ1/24 トゥデイ 制作記

フジミさんのトゥデイはパーツ点数も少なく、組み立てるだけならあっという間に終わります。

ですがその反面、省略され、再現されている部分も少なめです。

シャシーなんて色指定もありません。見えなくなるんで塗らなくてもいいっしょ! という潔さを感じます。

 

ただ、どうしても気になる点として座席の裏側があります。

座席の裏がこんな空洞になっていることはさすがにないですし、いくら内装と言っても後ろから見ると目につきますからね。

 

そこで、この部分には蓋をすることにしました。

まずノギスで内側の大きさを測ります。

 

プラ角帽の5㎜で糊しろと高さの調整をして、

 

ノギスで図ったサイズでプラバンを切りだして貼りました。

隙間は後々、シアノンで埋めました。

 

手を入れたのはそのくらいなんですが、今回は台座に固定できるようにナットを仕込んでいます。

ネジとナットはホームセンターで200円もせずに買えます。

エポキシ系の接着剤なら金属とプラを接着することもできますが、ここも蓋をした方がよかったかもと思ったり。

 

パッケージは車の色は赤ですが、リコリコ仕様で作りたかったので白で塗装です。

黒いラインはデカールがあるのですが、今回は塗装で再現しました。

 

また、リアウインドウの窓枠も本来なら黒で塗らなければいけないんですが、キットのままだとスジボリがされていません。

彫ってみようかと思ったんですが失敗してしまったので、筆塗りでつや消しの黒を塗って雰囲気を出しています。

 

最初に書いた通り、今回は汚して作ろうと思ったので、デカールを貼った後にクリアーを一回だけコートし、マルチグレーでフィルタリングをしています。

 

色味を一段落とした後、再びマルチグレーを塗り、綿棒でポンポンと叩いて班を出しました。

なんというか、雨ざらしになっているような状態の車をイメージしています。

 

最後に裏側を水性塗料のダークグレーで筆塗り。

 

その後に窓ガラスを貼ります。

窓ガラスってカーモデルでは割と面倒なところだと思っているのですが、このキットは、窓ガラスも一枚で再現されているため接着が凄く楽。

組上げるのはかなり楽です。 

ただ、キット自体は最初に書いた通りディティールは足りていないですね。

その点をどうみるかはモデラ―次第でしょうか?

ディティールアップを頑張ってもいいですし、今回のようにさっくりとカーモデルを作りたい方は作ってみてもいいと思います。

カーモデルに研ぎ出しは必要?

カーモデルというと「研ぎ出し」というめちゃくちゃ面倒で難しい作業をしなければいけない、と思っている方もいると思います。

研ぎ出しは絶対に必要なものではなくて、カーモデルの醍醐味の一つだと思っています。

 

あるカーモデルのプロモデラーさんも、昔は研ぎ出しなんてなかった、と言っています。

現在は様々なツールや塗料がでてきたので必須のように言われていますが、そんなことをしなくても十分楽しめると思うんですよね。

ユーチューブを見ていると研ぎ出しをせずに綺麗に仕上げているモデラ―の方もいます。

 

研ぎ出しは美しいカーモデルを作れますが、別にウェザリングをしてもいいですし、なんならつや消しで仕上げてもカッコいいと思います。

なにかひとつ、つや消し仕上げでカーモデルを作ってみたいですね。

フジミ1/24 トゥデイ 完成

最後に、台座にネジで固定して完成です。

おまけ(?)で付いてくるモトコンポは組み立てただけですが横に置いてみました。

 

製作期間は十日ほどです。

昔の車なので、汚れているのも似合うかな、と思うんですがどうでしょうか?

アニメで登場したのも中古で購入したものを逃走用にして使ったのかな? と妄想していたり。

 

ちょっと錆を入れようと思ってますが、まだ迷い中です。あんまりボロボロにしてもな、と思いつつ。

あと、窓ガラスは、あえて綺麗にしています。

なんていうか窓ガラスが汚れていると、制作を失敗した時みたいになってしまうのでやりたくなかったんですよね・・・。

まとめ 感想

以上でフジミのトゥデイ制作記・完成編でした。

上の方にも書きましたが、カーモデルとは言え、つや消し仕様で汚れた車もカッコいいと思うんですよね。特に古くて歴史のある車ならなおさら。

研ぎ出しなんかしなくても、つや消しで仕上げてもカッコいい車はたくさんあると思います。

 

フジミのトゥデイは省略されている箇所も多いんですが、反面、気楽に作るにはちょうどいいキットです。

興味がありましたら、ぜひとも作ってみてください。

スポンサーリンク