今回は、100円ショップに売っている石膏で、ジオラマなどに使える『瓦礫』を作ってみようと思います。
石膏なんて使ったことがない! っていう方は多いと思いますが、この『瓦礫』めちゃくちゃ簡単に作れます。
では、さっそく作っていきましょう!
製作開始
まずは100円ショップで材料を買ってきます。
用意する物は「石膏」「紙コップ」「計量カップ」あとは「撹拌棒になるもの」です。
石膏を流す場所はPP板を使いましたが、下敷きとかでもいいと思います。
石膏は小さめの袋で売っていますが、全部使用するとかなりの量になります。
使用する水の量が一袋計算になっていたので、使う量によって調整します。
今回は、この袋の四分の一ほどを使っています。
石膏を水に溶かしたら、台の上に流して硬化させます。
石膏がこぼれないようバリゲードを作りましたが、それほど粘性がなかったのでまったく意味がありませんでした。
二日ほど置いて乾かします。
完全に硬化していますが、硬さは無く、ちょっと持っただけでぱきっと割れてしまったという。
石膏にはそれほど強度は無く、簡単に割ることができます。
ですので、まずは適当な大きさにします。
ですが、このままでは瓦礫っぽく見えません。
なので、次は塗料ビンの底で押しつぶします。
作業後です。
砕けた石膏はかなり瓦礫に近づいた気がします。いい感じじゃないでしょうか?
あとはこれを適当に組み合わせます。
ちなみに、破片の接着は木工用ボンドを使いました。乾けば透明になりますし、簡単に手に入るのでお勧めです。
あとはこれをグレーに着色し、白でドライブラシをすれば完成です。
ぐっと『瓦礫』っぽくなったと思いませんか?
残った石膏はチャック袋に入れておけばいつでも使えます。
どうでしょうか、簡単だと思いませんか?
ジオラマやヴィネットを作ったとき、ちょっと盛り上げる要素として作っておくのもいいと思います。
100円ショップで買える石膏、けっこう便利です。
今回は小さい瓦礫の制作でしたが、応用すれば、地面のひび割れたアスファルト、なんかも作れると思います。
よろしければ、試してみてくださいね。それでは。